こちらの意図を汲み取り、ピッタリと合った資材を提案してくれます
笹倉 結加様
今回は「兼光」のお客様にあたる、株式会社神戸洋靴の笹倉様にお話を伺いました。
兼光さんとはどのような経緯で取引が始まったのですか。
コロナの影響で、長年取引していた仕入れ先からの供給がなくなり困っていたときに、ある方から兼光さんを紹介してもらい、取引が始まりました。昨年の1月頃です。
兼光さんからは、問題なく納品してもらえたということですか。
はい。兼光さんは迅速に対応してくれました。ヒールの資材から取引が始まり、今ではビジューや生地なども納品してもらっています。
「兼光」と他社との違いはどこにあると思いますか。
まずは、きちんと納品してくれるか、くれないか、だと思います。以前の仕入れ先からは、ずっと仕入れていた資材の納品が難しくなったときでも、代替案はありませんでした。兼光さんとは取引して1年ほどですが、すごく責任感がある方で安心して任せることができます。
とても心強い仕入れ先ですね。
兼光さんは、きちんと納品してくれるだけでなく、形にしたいと思っているものや意図を汲み取り、それにピッタリと合った資材を提案してくれます。また、資材の取り扱い方もきちんと説明してくれ、一つひとつの対応が丁寧だと感じます。
貴社のどのような考えに兼光さんの提案がマッチしているのですか。
弊社は、お客さん、作り手、売り手の三方にとってよいものを作りたいという思いがあります。気に入った靴があってもサイズがなかったり、足のサイズに合っていないものを履き続けていたり、人が靴に合わせることが多いように感じていて、数年前からセミオーダーのパンプスの販売を始めました。靴はファッションアイテムでもあり、足を守るという重要な役割がありますから、お客さんにとって理想の靴を探すお手伝いをしていくことが、私たちの使命であると思っています。企画の過程で、兼光さんに相談すると適切な回答をもらえますし、靴作りに関して共通の思いがあるんだと思います。
最後に兼光さんへ一言お願いします。
今後もサポートしていただけると嬉しいです。長田の靴産業を一緒に盛り上げていきましょう。
神戸洋靴ホームページhttps://kobe-yt.com/
(取材・文/髙久 美優)